新型コロナウイルスの影響でリモートワークをされている方が多いと思います。
お互いの働いている状況が見えないと「きちんと業務にあたっているか」と管理の目線を持ってしまいがちですが、リモートワークでは、「パフォーマンスが落ちていないか」ということにポイントを置きたいところです。
普段とは異なる環境下であっても、以前と比較してチームのパフォーマンスが落ちていないか気になりますね。そこで、今回はkrewDashboardを利用してパフォーマンスや成果のチェックを行うダッシュボードをご紹介します。
自社の状況が可視化できるダッシュボードとは
krewDashboardはkintoneアプリのデータを集計・可視化することができる製品です。
日々の活動状況が登録されているデータを元に、リモートワークに切り替わる以前と比較して業務のパフォーマンスが落ちていないか確認を行うのに有効です。それでは、リモートワークに役立つ3種類のダッシュボードを見ていきましょう。
営業ダッシュボード
営業活動がリモートワーク開始以前と比較して、どのように変化しているか確認できるダッシュボードです。月ごとの受注数の推移や当月の受注状況などを確認することができます。
勤務状況 全社
全社の勤務状況が分かるダッシュボードです。部署ごとの傾向を確認することができるので、部署単位で現状のチェックと以前と大きく変化がないか状況を確認することができます。
働き方ダッシュボード マーケティング部
部署ごとに各メンバーの働き方が確認できるダッシュボードです。月ごとの勤務時間の推移やどの業務に従事しているか確認することができます。
作成したダッシュボードをポータルに表示する
kintoneにログインするとまず最初に表示されるのはポータル画面です。krewDashboardはkintoneのポータルに表示することができます。
今回は「Kintone Portal Designer」を利用したカスタマイズ方法に触れていきます。
【1】krewDashboard 埋め込みタグをコピーする
krewDashboardでは各ページの設定画面に「埋め込みタグ」が用意されています。ここをクリックすると埋め込み用のタグが表示されるので、設定時に埋め込んで利用します。
【2】Kintone Portal Designerでポータルの設定を行う
次にKintone Portal Designerの設定に移ります。
Kintone Portal Designerに関する詳しい利用方法はこちらのページにてご確認下さい。
https://cybozudev.zendesk.com/hc/ja/articles/360030856652
Kintone PortalDesignerでは、ポータルのデザインはテンプレートが用意されているので、その中から今回は「advanced-3tabs」を利用して設定を行いました。
設定後にkintoneのポータル画面を確認すると、krewDashboardが表示されていることが確認できます。
まとめ
リモートワークでパフォーマンスチェックができるダッシュボードとして、3つのダッシュボードを紹介しました。
ダッシュボードはリモートワーク以外の状況であっても、社内の現状を把握する手段として有効です。
自社でポータルに表示したいダッシュボードはどれ?
公開している利用例では、krewDashboardをデモで体感することができます。
今回ご紹介したダッシュボード以外にも、自社で利用したいダッシュボードのアイデアが見つかるかもしれません。以下ページよりご覧ください。