今回のkintoneで脱Excelをめざすブログでは少しテイストを変えて、ジョイゾーさんの「条件付き入力制御プラグイン」をご紹介します!
krewSheetと併せて使うこともでき、より実務に即した形で活用できるシーンも多くあると思いますので、ぜひご覧ください。
条件付き入力制御プラグインとは?
条件付き入力制御プラグインは、株式会社ジョイゾーが提供するkintone向けプラグインです。
あるフィールドの値を条件に、他のフィールドを「必須入力」や「非活性」、「値クリア」、「非表示」にするなどの制御ができるといったものです。
例えば、必須入力はアプリ設定でも設定が行えますが、「こういう時は必須」「こういう時は空欄でもOK」のようにフェーズやシーンに合わせて柔軟に使い分けることができません。
このプラグインを利用すると必要なタイミングでの制御が自動でできるため、入力ルールを意識させない「誰でも使いやすいアプリ」が作成できるのが大きな魅力です。
【活用例1】受注時には「受注日」フィールドを入力必須に
ここでは、案件管理アプリの案件ステータスが受注になるときに、「受注日」が必須入力のフィールドとなるようコントロールしています。
重要であるにも関わらずついつい忘れてしまいがちな部分なので、こうした制御ができるとうっかりを防止できますよね。
※詳細画面をお見せしていますが、この制御は一覧画面・詳細画面ともに有効です。
【活用例2】請求処理後に「請求額」フィールドを非活性に
請求管理アプリでレコードのステータスが「完了」になった場合に、請求額フィールドを非活性(編集不可の状態)にします。
ここでは、請求処理完了後に請求額が変更されてしまわないように、不正を防止するような意味合いでの活用です。
設定方法
【活用例1】を例に設定をお見せします。このようなアプリを用意しました。
ステータスフィールドの値が「受注」に更新されたら、となりの「受注日」フィールドは入力必須になるよう、プラグインの設定を行います。
案件管理アプリに条件付き入力制御プラグインを追加し設定画面を開きます。
今回はこのような設定を行いました。
条件は1つ以上設定することもできるので、複数のフィールドに対して制御することもできますね。
条件付き入力制御プラグインはkrewSheet上でも動作可能
ここまでジョイゾーさんの条件付き入力制御プラグインをご紹介してきましたが、同じアプリにkrewSheetの一覧を作成することでkrewSheet上でも動作が有効になります。
2つのプラグインを利用する際はkrewSheet側では特別な設定は必要ありません。
また、krewSheet上での各動作についてはこちらのページでもご紹介しております。
さいごに
2つのプラグインを併用することで、さらに便利にkintoneを活用いただければと思います。
各製品のトライアルはこちらよりお申し込みください。
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