10月27日にkrewDataをアップデートしました!
すでにみなさまの環境では、新しく追加した機能をご利用いただける状態になっております。今回のアップデートは機能追加になりますので、ご契約・トライアルいただいている皆さまはそのままご利用いただけます。
今回追加したのは、こちらの機能です。
- 外部ファイル入出力機能
- データチェックコマンド
- 改善項目など
こちらの記事では、外部ファイル入出力機能とデータチェックコマンドについて詳しく取り上げたいと思います。
外部ファイル入出力機能とは
外部ファイル入出力機能では、次のことができます。
- クラウドストレージに保存されているファイルデータの取り込み
- krewDataで集計/マージした結果をクラウドサービスへ出力
※スケジュール実行プラン・リアルタイム実行プランともに利用可能な機能です。

単にデータを外部から取り込んだり、外部に出力するだけではなく、krewDataのデータ編集フロー内で以下のようなことが行える点がポイントです。
・加工
・集計
・取り込んだファイルデータとkintoneアプリ内のデータを結合
外部ファイル入力・外部ファイル出力コマンド
機能について簡単に触れますと、「外部ファイル入力コマンド」「外部ファイル出力コマンド」を追加しました。
これらのコマンドを通して、クラウドストレージサービスのファイルデータを取り込んだり、出力することができます。

対応クラウドサービス一覧
・OneDrive
・Box
・Dropbox
外部ファイル入出力機能で改善できる業務
基幹システムのマスタデータを同期
基幹システムで管理している顧客データや商品データを定期的にkintoneに同期する、というのが1つ目のユースケースです。
マスタデータを手動で取り込んでいたり、基幹システムとkintoneで二重管理している方も多いんじゃないでしょうか?
krewDataの外部ファイル入出力機能を利用すると・・
基幹システムから出力したマスタデータのCSVファイルをクラウドストレージに保存しておけば、定期的に自動でkintone内に取り込みが可能です。

請求書や工事台帳など単表形式のExcelファイルを集約
請求書や工事台帳のように、単票形式のExcelファイルで管理しているデータもkintoneに取り込むことができるようになります。
「従来通りExcelで運用したいけれど、データとしてきちんと管理したい」と課題をお持ちの方は多いですね。
kewDataの外部ファイル入出力機能を利用すると・・
Excelファイルをクラウドストレージに保存するだけで、krewDataがkintone内に取り込みます。 従来通りExcelを使いつつも、データはkintone内で適切に管理できる点が大きなメリットです。

データチェックコマンドとは
同じく機能追加した「データチェックコマンド」は、次のようなことがチェックできるコマンドです。
- 必須項目のデータ有無
- ルックアップ元アプリに存在するデータであるか

機能について
チェックフォルダ内にデータチェックコマンドを新たに追加しています。
このコマンドでは、エラーの条件設定やエラーを検出した時に処理を継続するかどうかなどを設定できます。

また、エラーとして検出したデータは別途専用のアプリに出力することができます。

新機能に関連するコンテンツやお役立ち資料のご案内
◎新機能説明資料
◎krewDataドリル
基本編(データチェックコマンドの活用例)
・必須項目のデータ有無をチェックする
・ルックアップ元アプリに入力データが存在するか確認する
応用編(外部入出力の利用例)
・基幹システムのマスタデータを同期 (Dropbox)
・Excel請求書をkintoneに取り込み (Box)
・販売管理システムの実績データを取り込み (Box)
・Excel台帳をkintoneに取り込み (Box)
・CRMの活動実績を取り込み (Box)
・会計システムに会計データを同期 (Box)
・神Excelを成型する (Box)
・基幹システムにマスタデータを同期(Box) :リアルタイム実行
◎製品ヘルプ
・外部入出力コマンド
・データチェックコマンド
・上限設定など [外部ファイル入出力を参照]