株式会社サイバーエージェントではインターネット産業を軸に「21世紀を代表する会社を創る」ことをビジョンに据え、インターネット広告事業やゲーム事業、投資育成事業、そして「AbemaTV」などを運営するメディア事業を展開しています。
今回はkintoneとkrewSheetを業務システムに採用した経緯について経営本部 経営システム室 マネージャー 中澤 洋雄氏からお話を伺いました。
経営システム室では、事業の基盤となる販売管理や購買管理などの業務システムの提供から情報の管理活用までを行なっています。新事業を次々と立ち上げているサイバーエージェントの迅速な事業展開を可能にするためExcelでの業務管理を脱却し、kintoneを使ったバックオフィス業務効率化システムを構築しました。
「決算ワンボタン構想」に立ちはだかる壁
「決算ワンボタン構想」とは、情報を入力してボタンを押した段階で最終的な決算開示情報まで一気に処理が完了するというサイバーエージェントの目指す業務自動化構想です。経営システム室ではこの構想を実現させるため、大原則として現場にkintoneを活用してもらうことが必要でした。しかし、これまでExcelを使用してきた現場にとってkintoneは、大量のデータを簡単にコピー&ペーストしてデータ投入できない・Excel関数が使えないなど使い勝手の面で課題がありました。
そんな折に中澤氏が出会ったのが、kintoneのレコード一覧をまるでExcelのように表示、編集できるプラグイン「krewSheet」です。
「“Excelまんまだな”というのが触ったときの正直な感想です。krewSheetであれば、現場が抱えていた使い勝手に関する課題を解決できるだけでなく、アプリを開発する我々もExcelをイメージして設計できる 」と当時の印象を振り返っています。
krewSheetは即決で導入され、現在多くの社内アプリに適用されています。またkrewSheetとの出会いでkintoneアプリ作成の考え方が劇的に変わったそうです。一体どのように変わったのでしょうか、詳細は事例ページにてご覧ください。
Excelでもできなかったkintoneが持つサブテーブルの良さを引き出す アプリ作成の考え方が劇的に変わったkrewS…