11月4日にkrewDataをアップデートしました。
今回の大きな変更点は「リアルタイム実行プラン」を新たに追加したことです。
kintoneで脱Excelをめざすブログではアップデートで追加/修正した機能についてピックアップしていくつかご紹介します!
なお、アップデートの全容はこちらの資料でご紹介しています。
在庫状況をリアルタイムに把握可能!リアルタイム実行プランをリリース
すでに提供しているkrewDataの「スケジュール実行プラン」は、スケジュールした日程にフローを実行することができ、予実管理などの定期集計が必要な業務で多くのお客様にご利用いただいております。
今回は、新たに「リアルタイム実行プラン」をリリースしました。
スケジュール実行プランとリアルタイム実行プランのどちらがご自身の活用用途に合っているかお悩みの方は、こちらの資料をご覧ください。
リアルタイム実行プランの概要
「リアルタイム実行プラン」では、ユーザー操作をきっかけにkrewDataのフローを実行できます。そのため、「在庫管理」などリアルタイムに状況を把握したい業務シーンでの集計が行いやすくなります。
また、下図の通り、①kintoneのWebhook通知 もしくは ②API呼び出し のどちらかのタイミングでkrewDataのフローを実行します。
※API呼び出しはカスタマイズが必要です。
ジョイゾー様より提供されているプラグインを利用すると、詳細画面から実行できるようノーコードで実装することも可能です。
krewData手動実行プラグイン:https://www.joyzo.co.jp/service/plugin_free/krewdatakicker/
【活用例】在庫状況をリアルタイムに反映
在庫管理などのようにリアルタイム性が求められるような業務シーンでは、リアルタイム実行プランがおススメです!
ここでは一例として、出荷管理アプリでのレコード操作をきっかけにkrewDataの「在庫レコード追加」フローを実行し、在庫管理アプリにレコードを自動追加しています。
リアルタイムに在庫状況を更新できるため、実際の在庫数とのズレが生じません。
リアルタイム実行をマスター!コンテンツで学ぶ
また、リリースに際して、リアルタイム実行のコンテンツを公開しておりますので、併せてお試しいただければと思います。
krewDataシナリオ集
krewDataの活用シーンが分かるコンテンツです。こちらからご覧ください。
在庫管理チュートリアル
在庫管理のシナリオに沿って、リアルタイム実行プランの基本を理解できるコンテンツです。こちらからご覧ください。
krewDataドリル
リアルタイム実行プランの具体的な設定方法が分かるコンテンツです。以下のシナリオを公開していますので、ぜひご覧ください
設定ファイルのインポート/エクスポート改善―フロー単位で読み書きができるように
設定ファイルのインポート/エクスポート時の改善を行いました。
特にこれまでのインポートは「再生成」する形での読み込みでしたので、操作に注意が必要でした。今回のアップデートでは、設定ファイルがより扱いやすくなっておりますので、ご利用中の方は必見です。
これまでの動作
インポート
読み込み時に「再生成」する(読込前に作成していたフローは削除される)
エクスポート
krewData専用アプリに作成した全てのフローを書き出す(特定のフローを書き出すことができない)
アップデート後の動作
アップデート後は、インポート/エクスポートともにフロー単位で指定して読み書きが行えるようになりました。
インポート
従来の「再生成」に加えて、「追加」という方法を追加しました。
追加を行う場合には、読み込み前のフローを残したまま、新たに読み込み用のフローを追加できます。
また、読込ファイルに含まれるうち、読み込みたいフローのみ選択することができます。
今後は、デモ環境で作成したフローを本番環境に移したい場合に、元々あるフローを残したまま(消さずに)必要なフローだけ移行するといった使い方が可能です。
エクスポート
エクスポートするフローを選択できるようになりました。
まとめ
今回のアップデートではリアルタイム実行プランを新たにリリースしましたので、krewDataの活用の幅がグンと広がったのではないでしょうか!
ぜひ30日間のトライアルでお試しください。