日産自動車株式会社では、”人生の生活を豊かに”というVISIONの下、160以上の国や地域に自動車およびサービスを提供しています。電気自動車をはじめ、自動運転やコネクテッド・カー、新たなモビリティ・サービスの加速化といった技術の進化に取り組むなど、「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」を通じて新たな技術と商品を提供し続けてます。
そんな同社で調達関連業務をサポートしている購買管理部では、調達価格の適正把握に向けて、部品価格や車種ごとの部品情報をサイボウズが提供するkintoneにて集約、必要な通貨で一覧比較できる仕組みを構築しています。実は、この仕組みの構築には「krewシリーズ」が大きな役割を果たしています。今回はkrewシリーズの導入背景や活用方法について、共同購買本部 購買管理部 塩田 千賀子氏にお話を伺いました。
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kintoneの魅力を高める「krewシリーズ」でカスタマイズから脱却
購買管理部では、経済環境に大きく左右される部品調達価格の変化に柔軟な対応ができるソリューションとしてkintoneを積極的に活用し、Excelを中心に行っていた業務の多くをkintoneに移行しました。Excelに慣れてしまっている海外バイヤーの使い勝手向上や収集した情報の集計作業を短縮するためkintoneをカスタマイズしましたが、カスタマイズだけでは使い勝手を高める環境づくりに限界があったそうです。
そんな中、サイボウズが主催する展示会で「krewSheet」を見かけました。
「便利なkintoneでも、初めて触る人にとっては違和感を持つケースも正直あります。まさしくExcel同様のインターフェースが提供可能なkrewSheetであれば、初見でもシステムになじみやすい。まさに衝撃を受けた瞬間でした。」と塩田氏。krewSheetによって入力しやすい環境を整備することができました。
その後「krewData」「krewDashboard」のリリース情報を聞きつけ、2製品も導入。カスタマイズで対応せざるを得なかった業務もkrewシリーズをフル活用することでカスタマイズ脱却に成功し、業務効率化を果たしました。
今回の事例では、krewシリーズを使った業務アプリの一連の流れやkrewDataを用いたフロー化の効果についても紹介しています。コスト管理や品質管理に課題をお持ちの方はぜひご覧ください。
「Excelに慣れた海外バイヤーにも受け入れやすい環境を整備。業務の自動化や正確な意思決定に貢献するkrewシリーズ」k…