2025年6月9日にkrewSheet・krewDashboardをアップデートしました!
アップデートされた機能はこちら!各機能について本ブログで解説します。
- krewSheet
- ピボットテーブル内の値のレイアウト変更機能
- シートの左右スクロールができる
- サブウィンドウのリサイズができる
- レコード削除時に削除される件数を表示
- krewDashboard
- ピボットテーブル内の値のレイアウト変更機能
- スライサーのマルチアプリ適用
ピボットテーブル内の値のレイアウト変更機能
krewSheetのXrossモードのピボットビューとkrewDashboardのピボットテーブル機能ではkintone内のデータを使ったピボットテーブルが作成できます。
今回のアップデートでは、そのピボットテーブルで集計する「値」のレイアウト変更が可能になりました。
■利用例:案件管理アプリ
案件管理アプリには見込み時期や対象製品、小計などの情報が入っています。
Xrossモードではこれらのデータを使い、見込み時期・製品別に受注予定額の合計と平均を算出できるのですが、今回のアップデートでは下記のように集計結果の表示方法を選択できるようになりました。
レイアウト変更により、実績合計と実績平均、平均単価と契約ユーザー数など、関連する数字を見やすい形式で表示できます。
レイアウト変更の設定方法
設定方法は簡単で、どちらの製品もドラッグ&ドロップでレイアウト変更できます。
「値」に2つ以上の項目を設定すると自動的に「Σ 値」項目が表示され、行か列を選んで配置できるようになります。
プレビューを確認しながら適した表示形式をお試しください!
krewSheetアップデート
そのほかのkrewSheetのアップデート3点もご紹介します!
シートの左右スクロール
[Ctrl + Shift + マウスホイール]でシートが左右にスクロールするようになりました。
作業効率がグッと上がりますね!
≫ その他のショートカットキーはこちら
サブウィンドウのリサイズ
サブウィンドウのサイズをウィンドウの上下左右でも変更できるように改善しました。
データ量の多いアプリの閲覧の際にお好みの配置で表示できます。
レコード削除時に削除される件数を表示
レコード削除後にポップアップで削除対象のレコード数が表示されます。
krewDashboardアップデート
スライサーのマルチアプリ適用
今回のアップデートではkrewDashboardのスライサー機能がマルチアプリ対応になりました!
krewDashboardでは複数のアプリからグラフを作成して配置できますが、スライサーを設定する際はアプリごとに分けて設定する必要がありました。
新機能ではスライサーの設定時に「複数アプリと紐づけ」が可能になり、別々のアプリに設定した同一の項目を一括でフィルタリングできるようになります。
設定方法は下記マニュアルにてご確認いただけます。
≫ https://docs.krew.mescius.jp/krewdashboard/krewdashboard_slicer.html
【ワンポイント】
スライサーに表示される項目はメインで設定したアプリに依存します。
紐づけアプリとして指定したアプリのみに存在する項目や、表記揺れがある場合は想定どおりのスライサーが表示できない可能性があります。
設定のポイントは、スライサーに最初に設定するアプリには他のアプリの項目を包括的に含んだものを選択すること。もし表示対象外となってしまうその他のアプリの項目をスライサーにしたい場合は、スライサーを分けて設置することをおすすめします。
ポイントを押さえつつ、より使いやすいダッシュボードを作成してみてください!